白金高輪カウンセリングルーム

予約方法

生きづらさに、確かに取り組む 精神分析的心理療法と認知行動療法によるカウンセリング

白金高輪カウンセリングルームは、心の問題を抱える人のために、臨床心理学に基づいたカウンセリングを提供する専門機関です。

現代を生きる私たちは人生の中で様々な困難に出会います。
その中で、うつや不安、ひきこもり、不登校、食の問題、セクシャリティとジェンダー、自己嫌悪、パートナーや家族、同僚との人間関係の難しさなどが現れます。
そういう生きづらさに私たちは苦しみます。
あるいは、ご家族のことでお困りになられている方も多くいらっしゃいます。

そのような問題に対処するために、私たちは心のメカニズムを理解し、相談者に適したカウンセリングを提供いたします。
自分を理解し、周囲の人を理解し、そしてそれらを少し変えていくよう働きかけていくことで、生きやすくなること。
それが白金高輪カウンセリングルームでなされることです。

ニュース

2024年3月20日
朝日新聞「社会季評」に寄稿しました
2024年3月1日
「みんなのカウンセリング入門」のご案内
2023年12月23日
年末年始の対応についてのご案内

スタッフ

東畑開人

東畑開人

臨床心理士 公認心理師 博士(教育学)
2005年 京都大学教育学部卒業
2010年 京都大学大学院教育学研究科博士課程修了
2013年 日本心理臨床学会奨励賞受賞。
精神科クリニック、十文字学園女子大学准教授を経て、白金高輪カウンセリングルーム主宰。慶應義塾大学大学院社会学研究科訪問准教授。
2013年 日本心理臨床学会奨励賞受賞、2020年大佛次郎論壇賞、紀伊国屋じんぶん大賞受賞。2021年多文化間精神医学会奨励賞受賞。

<著書>
『美と深層心理学』(京都大学学術出版会 2012)
『野の医者は笑う―心の治療とは何か』(誠信書房 2015)
『日本のありふれた心理療法―ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』(誠信書房 2017)
『居るのはつらいよ―ケアとセラピーについての覚書』(医学書院 2019)
『心はどこへ消えた?』(文藝春秋 2021)
『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』(新潮社 2022)
『聞く技術 聞いてもらう技術』(ちくま新書 2022)
『ふつうの相談』(金剛出版 2023)

<翻訳>
『心理療法家の人類学―こころの専門家はいかにして作られるか』(誠信書房 2018)
『認知行動療法の哲学-ストア派と哲学的治療の系譜』(金剛出版 2022)

その他の業績については以下をご覧下さい
http://researchmap.jp/psyche2128/

「うつや自己嫌悪、空虚感、対人不安、食の問題、LGBTQ、遺伝疾患、親子や夫婦、パートナーとの関係などについて経験を重ねてきました。それぞれの方のご事情や問題に合わせて、適切な心理支援を考え、話し合っていくことをモットーにしております」

澁木尚子

澁木尚子

臨床心理士,公認心理師 修士(心理学)
2004年 上智大学文学部心理学科 卒業
2018年 上智大学大学院総合人間科学研究科博士課程 満期退学
駒木野病院(精神科)、久我山病院(小児科)、親と子どものためのカウンセリングルームなどで臨床経験を重ねてきました。

<業績>
「ARP入院治療によるアルコール依存症の心理的変化についての検討」(第26回東京精神科病院協会学会,2012)
「統合失調症と自閉症スペクトラム障害における想像体験の質的特徴の比較」(日本ロールシャッハ学会第18回大会,2014)
「患者が壊し続けたもの」(日本精神分析学会第64回大会,2018)
『フロイト技法論集』(岩崎学術出版社,2014,分担翻訳)
『バリント入門 その理論と実践』(金剛出版,2018,分担翻訳)

「精神科や小児科といった医療領域で長い間カウンセリングに従事しています。成人の方の問題に限らず、お子様の問題(例えば不登校や親子関係の問題など)のサポートも行っております。
 こうした経験と臨床心理学の知見に基づいた助言やサポートを行い、今現在、お困りのことを解決できるよう、お役に立ちたいと思います。
 来談される方が相談しやすいよう、丁寧に話をうかがうことを大切にしています。どうぞご相談にいらしてください。」

木下直紀

木下直紀

臨床心理士 公認心理師 修士(教育学)
2009年 京都大学教育学部卒業
2014年 京都大学大学院教育学研究科博士課程満期退学
聖マリアンナ医科大学病院精神療法・ストレスケアセンター所属

<近年の業績>
「自分自身でいられること―精神分析の中にあるもの」in『統合失調症の広場No.13』(日本評論社, 2019)
「経験の連続性の二側面―反復強迫と、経験から学ぶことの積み重ね」(第64回日本精神分析学会大会, 2018)
「チーム医療に精神分析的心理療法は不要なのか?―多職種による心理療法的関わりのOrganizerとしての個人心理療法―」(第39回日本心理臨床学会大会, 2020)

「精神科クリニックや総合病院で様々な問題を抱えた方のカウンセリングを行ってきました。専門とするのは精神分析的心理療法です。主に、不安障害、解離・転換性障害、強迫性障害といった心因性疾患や、生き方や対人関係の問題(パーソナリティ障害)を取り扱ってきました。
 対人関係の悩みや気持ちの躓きは普通に暮らしていて生じるものです。多くの場合、私たちには心のケガを負いながらも、そうしたハードルを乗り越えていきます。たとえとても苦しくても、どこかで自分にとって大切な意味があると知っているからです。それは自分自身の人生を歩むことと同義です。けれど、時に、それが先の見通せないものになることがあります。そういう時にお手伝いするのが私たち心理療法の専門家です。
 生き方には正解がありません。あなた次第、つまり「It’s up to you.」だからです。自分の望むようにすればいい。けれど、だからこそ難しい。
 皆さんの人生を少しの間、ご一緒することができれば嬉しく思います。よろしくお願いいたします。」

内田亮

子安まど香

臨床心理士 公認心理師 修士(心理学)
2010年 上智大学総合人間科学部心理学科卒業
2012年 上智大学総合人間科学研究科博士前期課程修了
順天堂大学医学部附属浦安病院、久喜すずのき病院を経て、駒場東邦中学校・高等学校にスクールカウンセラーとして勤務。

<業績>
「強迫性障害の心理療法における心的変化-ロールシャッハのリテストを踏まえた検討-」(日本ロールシャッハ学会第22回大会,2018)
「心理療法における主訴及びモチベーションの在り方とDスコアに関する一考」(包括システムによる日本ロールシャッハ学会第25回大会,2019)
「外傷体験を抱えたひきこもりの女性との心理療法過程-思春期心性と内閉に着目して-」(日本心理臨床学会第39回大会,2020)

「これまで医療機関や学校に勤め、不安やうつなどの症状、対人関係や生き方の悩みなどに対応してきました。また、ご本人だけでなく、子どもを持つ保護者の方など、ご家族の問題についても、経験を重ねて参りました。
 悩みには、対処法を見つけ解消していけるものもあれば、解決策が見出し難く、時間をかけて考えること、そしてその状態を”凌ぐ”ことが求められるものもあります。来談される方の話を聴き、必要な支援や関わりは何か、目先だけでなく長い目で見て何がベターか、共に考えるカウンセラーでありたいと思っています。」

小原美樹

小原美樹

臨床心理士 公認心理師 修士(人間科学)
2006年 京都大学教育学部卒業
2008年 早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了
医療法人社団弘冨会 神田東クリニック勤務を経て、現在一橋大学保健センター所属。

<業績>
「外部EAPからみたストレスチェック制度」(こころの健康,31号2巻,2016)
『心理療法家の人類学』(誠信書房,2018,分担翻訳)
「精神科臨床評価マニュアル」(臨床精神医学第49巻第8号,2020,分担執筆)

「これまで精神科クリニックや企業、大学でカウンセリングに従事し、うつや不安などの不調に伴うお困りごと、人間関係、働き方、ご家庭での問題などのご相談に対応してきました。
 私たちは時に、自力で解決できそうにない問題や不調を抱えてしまったり、自分でも何が問題なのか分からないけれどもとにかく苦しい毎日が続いたりといった、難しい局面に立たされます。そんな時、カウンセラーと一緒に、何がそれほどまでに苦しいのかを少しずつ紐解いていったり、明日からどのように暮らしていくかと悩んだりする時間が役立つことがあります。
 実際のご相談場面では、お話をうかがいながら気持ちや考えの整理をお手伝いする支持的アプローチに加え、相談者の方のご希望やお困りごとの性質に応じて認知行動療法やキャリアカウンセリングの考えに基づいたアプローチを行います。皆さんの抱えるおつらさが和ぐよう、お力になれることを探していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。」

内田亮

内田亮

臨床心理士 公認心理師 修士(心理学)
2012年 上智大学総合人間科学部心理学科卒業
2014年 上智大学総合人間科学研究科博士前期課程修了
都立墨東病院神経科、ながしまメンタルクリニックなどを経て現職

<業績>
「精神分析における行き詰まりの多義性をめぐる考察」(心理臨床学研究, 38(3), 2020)
「精神分析的心理療法の初心セラピストにおける行き詰まりの体験プロセス」(心理臨床学研究, 39(6), 2022)

「これまで精神科デイケア、精神科クリニック、公立学校、カウンセリングルーム等で勤務してきました。精神分析的な考えに基づいて研修を受け臨床活動を行っております。
 カウンセリングでは、お困りの問題や背景について時間をかけてお話をうかがい、なにがお困りの根本にあるのかを一緒に考えたいと思います。そしてそこでの理解をもとに、具体的な問題解決を目指す短期間のカウンセリングから、じっくりお話を聞いて自分への理解を深めるようなカウンセリングまで、お一人お一人にあったやり方を提案したいと考えています。
 人は様々なところで、行き詰まり、悩み、立ち止まります。そうした困難な時期は長く苦しく感じられますが、同時に、自分自身を全く異なった視点から見る機会を提供しうるものでもあります。これまでまったく知らなかった自分、気づくことのなかった自分、そうしたものに出会う可能性を秘めているものでもあります。お会いする皆さんの困難な時期を一緒に感じ、考え、乗り越えていくためのお手伝いができればと考えています。」

堀川聡司

堀川聡司

臨床心理士 公認心理師 博士(教育学)
2010年 京都大学教育学部卒業
2015年 京都大学大学院教育学研究科博士課程修了
目白大学心理カウンセリングセンター助教を経て、現在駒澤大学コミュニティ・ケアセンター所属
東京女子大学、文教大学などで非常勤講師

<著書>
『精神分析と昇華』(岩崎学術出版社 2016)
『心理療法における終結と中断』(分担執筆、創元社 2016)
『精神分析における生と死』(共訳、金剛出版 2018)
『こころの熟成―老いの精神分析』(共訳、白水社 2021)
その他の業績については以下をご覧下さい
https://researchmap.jp/satocerac/

「カウンセリングを専門とする機関をはじめ、精神科単科のクリニック、教育相談所などにて、様々な年齢層の方のカウンセリングやプレイセラピー、コンサルテーションや心理検査を実施して参りました。
 不安やうつ、恐怖症や強迫などの症状の相談の他、対人関係の悩み(疎外感、親密な人間関係の構築、職場での人間関係の調整)、家族関係の問題(夫婦・パートナーとの関係、子育ての相談、介護を巡る悩みなど)についての相談を受ける機会を多く持ってきました。
 私たちは人生の様々な局面で、大変なつらさや苦痛に見舞われる時があります。それらは生活に支障をきたしたり、何らかの症状の形で明確に現れる場合もあれば、不安や焦り、空虚感などによって漠然と感じられることもあります。
 カウンセリングでは、そうしたつらさの所在を明らかにすることから始め、どのような作業を今後してゆくのがよいかともに相談してゆきます。そうすることで、かつての自分に戻ってゆくこともあれば、これまでとは違う生き方をする自分に出会うことになるかもしれません。」

アクセス

所在地:東京都港区高輪1丁目
東京メトロ南北線 『白金高輪駅』 徒歩10分
都営三田線 『白金高輪駅』 徒歩10分
都営浅草線 『高輪台駅』 徒歩10分
JR山手線 高輪ゲートウェイ 徒歩12分

※所在地の詳細は、相談者のプライバシーのため、当ホームページ上では公開しておりません。
 お申し込みの方には別途、所在地と地図をお送りいたします。

フォームを送信したにもかかわらずメールが届かない場合は、こちらの案内をご確認ください

その他、何かお問い合わせありましたら、以下のメールアドレスまでご連絡ください。

office@stc-room.jp

TEL: 03-6450-3206

※お電話は緊急時連絡用です。お申込みはホームページからお願いいたします。