白金高輪カウンセリングルームは、心の問題を抱える人のために、臨床心理学に基づいたカウンセリングを提供する専門機関です。
現代を生きる私たちは人生の中で様々な困難に出会います。
その中で、うつや不安、ひきこもり、不登校、食の問題、セクシャリティとジェンダー、自己嫌悪、パートナーや家族、同僚との人間関係の難しさなどが現れます。
そういう生きづらさに私たちは苦しみます。
あるいは、ご家族のことでお困りになられている方も多くいらっしゃいます。
そのような問題に対処するために、私たちは心のメカニズムを理解し、相談者に適したカウンセリングを提供いたします。
自分を理解し、周囲の人を理解し、そしてそれらを少し変えていくよう働きかけていくことで、生きやすくなること。
それが白金高輪カウンセリングルームでなされることです。
<著書>
『美と深層心理学』(京都大学学術出版会 2012)
『野の医者は笑う―心の治療とは何か』(誠信書房 2015)
『日本のありふれた心理療法―ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』(誠信書房 2017)
『居るのはつらいよ―ケアとセラピーについての覚書』(医学書院 2019)
『心はどこへ消えた?』(文藝春秋 2021)
『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』(新潮社 2022)
『聞く技術 聞いてもらう技術』(ちくま新書 2022)
『ふつうの相談』(金剛出版 2023)
『雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら』(KADOKAWA 2024)
<共著>
『臨床のフリコラージュ: 心の支援の現在地』(青土社 2023)
<翻訳>
『心理療法家の人類学―こころの専門家はいかにして作られるか』(誠信書房 2018)
『認知行動療法の哲学-ストア派と哲学的治療の系譜』(金剛出版 2022)
その他の業績については以下をご覧下さい
http://researchmap.jp/psyche2128/
「うつや自己嫌悪、空虚感、対人不安、食の問題、LGBTQ、遺伝疾患、親子や夫婦、パートナーとの関係などについて経験を重ねてきました。それぞれの方のご事情や問題に合わせて、適切な心理支援を考え、話し合っていくことをモットーにしております」
<業績>
「外部EAPからみたストレスチェック制度」(こころの健康,31号2巻,2016)
『心理療法家の人類学』(誠信書房,2018,分担翻訳)
「精神科臨床評価マニュアル」(臨床精神医学第49巻第8号,2020,分担執筆)
「これまで精神科クリニックや企業、大学でカウンセリングに従事し、うつや不安などの不調に伴うお困りごと、人間関係、働き方、ご家庭での問題などのご相談に対応してきました。
私たちは時に、自力で解決できそうにない問題や不調を抱えてしまったり、自分でも何が問題なのか分からないけれどもとにかく苦しい毎日が続いたりといった、難しい局面に立たされます。そんな時、カウンセラーと一緒に、何がそれほどまでに苦しいのかを少しずつ紐解いていったり、明日からどのように暮らしていくかと悩んだりする時間が役立つことがあります。
実際のご相談場面では、お話をうかがいながら気持ちや考えの整理をお手伝いする支持的アプローチに加え、相談者の方のご希望やお困りごとの性質に応じて認知行動療法やキャリアカウンセリングの考えに基づいたアプローチを行います。皆さんの抱えるおつらさが和ぐよう、お力になれることを探していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。」
<業績>
「多職種チームの精神病理——集団現象に着目した事例研究による一考察」(心理臨床学研究, 41(1), 2023)
「心身二元論的世界に陥った『身体化』とその回復」(心理臨床学研究, 41(3), 2023)
「現場で駆動する心理職養成の『仕掛け』——学派知の伝え方」(臨床心理学, 24(1), 2024)
「個室とフィールドの往還——連携時代の個室論」(臨床心理学, 増刊第16号, 2024)
その他の業績については以下をご覧下さい
https://researchmap.jp/ogawamotoi
「主に病院やクリニックといった精神医療の現場で経験を重ねてきました。不安やうつなどの精神疾患はもちろん、パートナーや家族との関係、子育ての難しさ、生活上の行き詰まりなど、さまざまな年代の方の問題に対する臨床経験を積んできました。
カウンセリングでは、困りごとの背景に対する丁寧な理解と、ご本人の体験や歴史を踏まえた回復を大切にしています。具体的には、精神分析に基づいた心理学的理解をベースにお話をうかがいながら、現実的な問題への対処、気持ちの整理、自己理解など、状況・必要に応じたお手伝いをします。
心の問題は複雑で、一つとして同じものはありません。そのため、何から考えればよいのか分からなくなったり、方向性や出口を見失ってしまいやすいものです。カウンセリングはそのようなときにお役に立てるものだと考えていますので、ぜひ一度ご相談にいらしてください。」
<業績>
「青年期におけるイイコの「よみとり」の特徴:尺度作成の試み」(日本教育心理学会第48回総会,2006)
「イイコの「よみとり」が精神的健康に及ぼす影響」(日本心理学会第70回大会,2006)
『こころのりんしょうa・la・carte 「特集」精神療法と心理療法』(星和書店,2007,分担執筆)
「摂食障害女性との面接過程-面接空間で触れ合おうとする試み-」(日本精神分析学会第57回大会,2011)
「医療機関や学校現場を中心に臨床経験を積み、研鑽を重ねてきました。幅広い年齢の方のうつ、ひきこもり、家族の問題、不登校、対人関係や生き方、発達の課題などをはじめとして様々な心のサポートに対応いたします。
カウンセリングでは、安心感や安全感を育むことを大切にしています。困りごとや背景について丁寧にうかがいながら必要な提案や心の理解をお伝えし、解決の糸口を共に見つけていくことを目指しています。悩みが落ち着いた時、最初に思いつかなかった心のゴールに辿り着くことも稀ではありません。
ご事情やニーズに合った心理療法をご提案したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。」
<業績>
「強迫性障害の心理療法における心的変化-ロールシャッハのリテストを踏まえた検討-」(日本ロールシャッハ学会第22回大会,2018)
「心理療法における主訴及びモチベーションの在り方とDスコアに関する一考」(包括システムによる日本ロールシャッハ学会第25回大会,2019)
「外傷体験を抱えたひきこもりの女性との心理療法過程-思春期心性と内閉に着目して-」(日本心理臨床学会第39回大会,2020)
「これまで医療機関や学校に勤め、不安やうつなどの症状、対人関係や生き方の悩みなどに対応してきました。また、ご本人だけでなく、子どもを持つ保護者の方など、ご家族の問題についても、経験を重ねて参りました。
悩みには、対処法を見つけ解消していけるものもあれば、解決策が見出し難く、時間をかけて考えること、そしてその状態を”凌ぐ”ことが求められるものもあります。来談される方の話を聴き、必要な支援や関わりは何か、目先だけでなく長い目で見て何がベターか、共に考えるカウンセラーでありたいと思っています。」
<業績>
「精神分析における行き詰まりの多義性をめぐる考察」(心理臨床学研究, 38(3), 2020)
「精神分析的心理療法の初心セラピストにおける行き詰まりの体験プロセス」(心理臨床学研究, 39(6), 2022)
「これまで精神科デイケア、精神科クリニック、公立学校、カウンセリングルーム等で勤務してきました。精神分析的な考えに基づいて研修を受け臨床活動を行っております。
カウンセリングでは、お困りの問題や背景について時間をかけてお話をうかがい、なにがお困りの根本にあるのかを一緒に考えたいと思います。そしてそこでの理解をもとに、具体的な問題解決を目指す短期間のカウンセリングから、じっくりお話を聞いて自分への理解を深めるようなカウンセリングまで、お一人お一人にあったやり方を提案したいと考えています。
人は様々なところで、行き詰まり、悩み、立ち止まります。そうした困難な時期は長く苦しく感じられますが、同時に、自分自身を全く異なった視点から見る機会を提供しうるものでもあります。これまでまったく知らなかった自分、気づくことのなかった自分、そうしたものに出会う可能性を秘めているものでもあります。お会いする皆さんの困難な時期を一緒に感じ、考え、乗り越えていくためのお手伝いができればと考えています。」
<業績>
「ARP入院治療によるアルコール依存症の心理的変化についての検討」(第26回東京精神科病院協会学会,2012)
「統合失調症と自閉症スペクトラム障害における想像体験の質的特徴の比較」(日本ロールシャッハ学会第18回大会,2014)
「患者が壊し続けたもの」(日本精神分析学会第64回大会,2018)
『フロイト技法論集』(岩崎学術出版社,2014,分担翻訳)
『バリント入門 その理論と実践』(金剛出版,2018,分担翻訳)
「精神科や小児科といった医療領域で長い間カウンセリングに従事しています。成人の方の問題に限らず、お子様の問題(例えば不登校や親子関係の問題など)のサポートも行っております。
こうした経験と臨床心理学の知見に基づいた助言やサポートを行い、今現在、お困りのことを解決できるよう、お役に立ちたいと思います。
来談される方が相談しやすいよう、丁寧に話をうかがうことを大切にしています。どうぞご相談にいらしてください。」
<近年の業績>
「自分自身でいられること―精神分析の中にあるもの」in『統合失調症の広場No.13』(日本評論社, 2019)
「経験の連続性の二側面―反復強迫と、経験から学ぶことの積み重ね」(第64回日本精神分析学会大会, 2018)
「チーム医療に精神分析的心理療法は不要なのか?―多職種による心理療法的関わりのOrganizerとしての個人心理療法―」(第39回日本心理臨床学会大会, 2020)
「精神科クリニックや総合病院で様々な問題を抱えた方のカウンセリングを行ってきました。専門とするのは精神分析的心理療法です。主に、不安障害、解離・転換性障害、強迫性障害といった心因性疾患や、生き方や対人関係の問題(パーソナリティ障害)を取り扱ってきました。
対人関係の悩みや気持ちの躓きは普通に暮らしていて生じるものです。多くの場合、私たちには心のケガを負いながらも、そうしたハードルを乗り越えていきます。たとえとても苦しくても、どこかで自分にとって大切な意味があると知っているからです。それは自分自身の人生を歩むことと同義です。けれど、時に、それが先の見通せないものになることがあります。そういう時にお手伝いするのが私たち心理療法の専門家です。
生き方には正解がありません。あなた次第、つまり「It’s up to you.」だからです。自分の望むようにすればいい。けれど、だからこそ難しい。
皆さんの人生を少しの間、ご一緒することができれば嬉しく思います。よろしくお願いいたします。」
所在地:東京都港区高輪1丁目
東京メトロ南北線 『白金高輪駅』 徒歩10分
都営三田線 『白金高輪駅』 徒歩10分
都営浅草線 『高輪台駅』 徒歩10分
JR山手線 『高輪ゲートウェイ駅』 徒歩12分
※所在地の詳細は、相談者のプライバシーのため、当ホームページ上では公開しておりません。
お申し込みの方には別途、所在地と地図をお送りいたします。
フォームを送信したにもかかわらずメールが届かない場合は、こちらの案内をご確認ください
その他、何かお問い合わせありましたら、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
TEL: 03-6450-3206
※お電話は緊急時連絡用です。お申込みはホームページからお願いいたします。